設備事故
製品を安全にご使用いただくためには、適切な取扱い及びメンテナンスが重要です。誤った機械の操作やメンテナンスは、機械の損傷や人身事故の原因となります。
医療用機器事故、工場設備事故、家庭用設備事故等の実情に即した原因調査や損害査定や技術鑑定をいたします。

鑑定事例

事例 鑑定内容
ペンション自動扉損傷原因 自動扉の作動不良を上階からの水漏れ原因との主張に対し、過去の記録や不具合状況から電気系統に過電流が流れブレーカが作動したと結論。
設備事故原因 石油スタンド貯蔵タンクの漏れの被害鑑定。
医療用機器 人工呼吸器の誤動作による急患者の傷害原因(ノイズ) を解明。
医療用機器 数年間倉庫保管されていた医療機器の保守部品の健全性を評価。
医療用機器 X線発生用マグネトロンの損傷原因鑑定。
乗用車塗装特殊処理後の不具合 新車時のガラスコーティングにおける塗膜膨れの要因鑑定。
自動扉の事故 ペンションの自動ドア不具合の原因が、過去の階上の洗面所の漏水事故が原因であるか否かの鑑定。ペンションの自動ドアが故障し、先行して発生していた階上の洗面所の漏水事故が原因とされていたが、写真証拠にその事実はなく、配線不良による短絡痕を発見した。
UVフロアコーティング施工効果 リフォーム時の下地処理や塗装間隔などの施工ミスに対する鑑定。
屋根の塗膜剥がれ原因 豪雪地帯でのリフォーム時の湿分残留による塗膜の層間剥離現象の鑑定。
建物火災による後遺障害の予測 竣工直前のクリーンルームで火災が発生した。金額が大きく、当方に査定を依頼して来た。受領資料により判断した。
コインパーキング補修 コインパーキングでの操作ミスで燃料タンクを破損した原因原因と損害との因果関係と補修費用の妥当性の鑑定。漏油によりストッパ機器と埋設配線の損傷の申告されたが、発生の可能性を否定した。
廃棄物処理バグフィルタ故障解析 運転記録を確認、損傷が発生する理由が不明確であることを確認。
ヒートシンク塗装不具合 通信機器の放熱用アルミフィンへの塗膜剥がれの原因鑑定。
焼却炉煙突急速腐食 焼却炉煙突急速腐食の原因の鑑定。焼却炉煙突の寿命は5年内外である。本件は特に重要である溶接工事が杜撰であったことが短寿命の原因である。
焼結排ガス脱硫装置 日本メーカーが納入したが、稼働直後に故障。工事保険に入っていたので工事保険での補償範囲を算定した。
PCB処理施設のPCB漏洩事故 PCB処理施設のPCB漏洩事故の原因の鑑定。事故の直接原因については詳細な報告があり、報告は正しい。事故のバック・アップの工事が杜撰。
輸液ポンプの不具合 輸液ポンプの内部薬液汚損等の不具合原因の鑑定。医療機器の故障原因として、調査の結果医薬品添付文書の赤字【禁忌・禁止】事項の違反を指摘。
内装工事の配管破断 内装工事の配管破断原因の鑑定。レストランの漏水で高級婦人服店に被害発生。配管エルボのウエルド起点疲労破損と鑑定。
大型バルブのピッチング 洋上試運転後の分解調査で超大型タンカーの機械部品150台全てに、錆及び表面欠陥が発見されたと言う理由で訴えられた裁判鑑定。全部品に関し提供された精密写真を全点精査し原因とされた塗装不良は無く、表面欠陥も誤認と指摘し不良は無いと結論つけた。
市街化調整区域内で操業の産廃焼却炉性能 現場・現物調査により環境基準に抵触する性能の焼却炉の実態を明らかにし焼却炉の性能を推定。
太陽熱温水器への落雷事故 家庭用太陽熱ヒートポンプ式温水器に落雷し全損した。現物確認の上全損の判断の妥当性評価と原因としての落雷の因果関係の確認の鑑定。事故品は業者が廃棄した。調査の結果申告時前後に落雷実績は無く事故内容から部品交換で対応可とした。
熱交換器事故 飲料製造ラインのプレート式熱交換器(加熱器)の部品交換後細菌が増殖して損害が発生した。補修用に発注し組み立てた部品が異品であり、熱媒の流路が確保できす殺菌工程が十分機能していなかったことが判明した。誤部品交換の因果関係の鑑定。
水漏れ携帯電話事故 スプリンクラー破損で水濡れ。在庫携帯電話の水濡れの程度も様々であり、使用可否、総合的な技術鑑定により、損害認定した。
排水管の破損事故 改装約1年後のレストランで漏水事故が発生し下階の店舗の商品に被害が発生した。排水管の塩化ビニル製エルボが破断していた。破断面を観察するとウエルドを起点とした疲労パターンが見られた。配管の部品不良と判定。
へこみ疵の生成原因 家庭内暴力行為(DV)でノートパソコン等が投げつけられて、壁面に衝突によって生じたへこみ疵について、その生成原因を特定する鑑定。
トラッククレーン吊荷落下原因 トラッククレーンを用いて重量約2トンの荷を降ろす作業において,2メートルの高さまで降りてきたとき突然自由落下に近い急降下をおこして地上に激突破損した事故鑑定。
扉の破損原因 建物の鋼製扉のピボットが破損した。この破損原因の鑑定。
化学プラントの停止事故 CO製造プラントが水素圧縮機の故障を起点として休止事故を起こし、またCOを提供する隣の会社の操業も止めてしまった。この事故の原因・対策・再起動の状況・生産への影響範囲等を調査。
内装工事事故 内装壁に取り付ける「ローズウッドつき板」が内装工事終了後収縮し、板と板の継目が広がってしまった。この「つき板」の収縮原因の再現テストを行い原因究明の鑑定。つき板には空気の乾燥湿潤により遷移直交方向に大きく収縮する。しかも下地に対し粘着剤で貼付していた為、繰り返しの収縮により隙間が拡大したと結論した。
給湯配管バルブ損傷 給湯配管バルブ損傷により大量の温湯が漏れた。この事故の原因の鑑定。
ボイラー給水管破損事故 CO製造プラントのボイラ給水配管が破損し、蒸気供給が不能となった。この事故の原因・対策・再起動の状況・生産への影響範囲等を調査。
電解槽過電流トリップ 食塩水を電気分解して苛性ソーダを製造する電解槽に電流異常が発生したため、停止して点検したところ、電解槽間を接続するリード線が断線していた。この事故原因が電気的事故であるかを鑑定。
半導体製造装置の損傷 半導体工場の圧縮空気中に水分が混入した原因の調査と半導体製造装置の損傷調査。
フルイドスイベル漏洩事故 重油タンカー配管を海底で回転自由で接続するフルイドスイベルから極微量の原油漏洩があった。現時点での事故状況、原因の鑑定。
CTスキャナー制御不具合 CTスキャニング装置の部品が故障し、保険請求があった。故障原因を鑑定して、損害額を鑑定。
タンク破損事故 全停電事故が発生したときに、MDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)製造プラント内の粗MDIタンクが爆発した。この事故の原因・対策等を調査。
スプリンクラー設備における誤動作 スプリンクラー設備が誤動作し、体育館床全面が水浸しとなってしまった。誤動作事故が火災等の外的要因によるものか、点検工事と関連した内的な原因によるものかについての見解書を作成し、合わせて誤動作原因の推定。
パラキシレン火災事故 パラキシレンプラント火災事故の製造装置内のデヘプタナイザ用ポンプ火災の原因の鑑定。
陰極管使用ゲーム機発火 盤面照明灯用例陰極管リード線接続部から出火発煙した事故の原因調査及び調査機関の調査報告の評価。
トレーニング機不具合 ハンドルを押して腹筋を鍛える機器で、ハンドルを押した状態で手を放したら額に当たり負傷した。人に対してどの程度危険なレベルかを鑑定。
フランジ配管継ぎ手部漏洩 熱交換器入口配管のフランジ継ぎ手部から蒸気が漏えいしたため、運転継続が困難となり、水素製造プラントの停止に追い込まれた。この事故の原因・対策等を調査。
人工透析機の不具合 医療用人工透析機の不具合の鑑定。
ポンプ損傷事故 温泉用水中ポンプの故障原因と故障部品取り替え費用の鑑定。
化学プラント爆発事故 化学工場の爆発事故原因の鑑定。
炭酸ガス液化圧縮機 炭酸ガス液化圧縮機のシリンダーに焼付きが発生。原因と責任の鑑定。
海底送水管損傷 島へ水道水を送水する鉄線鎧装ポリエチレン配管に漏れが発生した。送水管の鎧装が腐食してポリエチレン管がむき出しになって海底から離れて浮いている状態になっていた。原因鑑定。
高周波用水冷コイルの漏水 高周波金属溶解炉コイルに穴が空いて水漏れの原因鑑定。
ボイラー・ポンプ破損 使用中のボイラー用ポンプが破損した。水漏れによる被害が大きく、この破損の原因の鑑定.
高圧蒸気の漏洩事故 ボイラーおよびタービンで高圧蒸気の漏洩事故の原因究明・対策等の鑑定。
ドルフィン損傷 船泊繋留ドルフィンにパナマックスの船舶が衝突し、被害が出た。この衝突と被害の関係の鑑定。
石灯籠倒壊事故 神社境内の石灯籠に男児が飛び移った瞬間に石灯籠が崩れ、男児が右足に重傷を負った。本件事故のメカニズムの解明の鑑定。
給水管凍結事故 ホテル建屋における給水管凍結破裂事故である。厳冬期に改修工事に向け長期間無人にしたため、配管残水が凍結し、配管が破裂した。気象状況、ホテルの営業状態、水質、配管材質等について調査鑑定を行った。
プラスチック粉砕機の故障 取出し機の故障は一流メーカのサービス費用であるが原因と処置の因果関係は無責とした。粉砕機の不具合は回転刃の破損であり、作業員の過失による工具の誤投入は故意性はないと考えられ保険金支払いを認めた。
放射線量検知装置の復旧費用 放射線検出装置の筐体に搬入車両が接触する事故が発生した。相手側との打ち合わせや現調を行い損傷部分は、事故による性能上の損害はなく、劣化も他に比べ少ないことが判り、事故による検出装置の交換は不要と結論した。
特高受電変圧器事故 トランスの焼損事故の原因特定は、非常に難しいので、多大な費用が発生するが実際の実験が必要であるとの鑑定。
通信ケーブル破断事故 ケーブルコネクタの破損が雷による原因であるかの鑑定であったが、雷による破損で無いことを鑑定した。ケーブルの導通や内部基板の動作確認や破断面のSEM分析やコネクタボックスの腐食調査から、結論を導き出した。
粗大ごみ処理施設の火災原因 稼働休止日で作業員は出勤中の出火があった。補修作業を行っていた外注業者の溶接の火花を原因とした。
通信ケーブル破断事故原因 ケーブルコネクタの破損が雷による原因であるか否かの鑑定。ケーブルの導通や内部基板の動作確認や破断面のSEM分析やコネクタボックスの腐食調査から、雷による破損で無いと鑑定した。
バケットコンベアと粉じん爆発の関係 農業用サイロのバケットエレベータにおける粉塵爆発。爆発の原因は証拠が不十分であるため特定できなかったが、多発した爆発位置を詳細に検討し、爆発の経路を特定した。
太陽光発電の故障 太陽光発電設備の設備が落雷により故障したとの損害請求。落雷の可能性の鑑定を実施し、その可能性がないとの結論とした。
上水配管接続部の漏水の責任所在 マンション共有部の加圧式ポンプ導入設置工事による専有部の漏水事故の鑑定。
製材機械の故障原因鑑定 故障原因が自然災害かその他の要因なのかの鑑定。機械は50年以上稼働。台風の後、動作しなくなったとの損害請求。外的な破損や水の侵入がないことから原因は台風ではないと鑑定した。
ステンレスの発錆不具合 トンネル内の光学治具のステンレスの発錆原因が塩化物による隙間腐食や孔食であったこと。防錆手段として、錆置換材の採用を確認するとともに、設置環境に応じた重防食鋼材や重防食塗装を提案した。
太陽光発電設備不具合 太陽光発電所の設備が落雷により故障したかどうかの鑑定。絶縁抵抗が不安定であるが、正常な出力をしていることから、落雷による故障ではないと鑑定した。
太陽光パネルの性能確認実験 太陽光パネルの性能評価試験(JISC8990:結晶シリコン太陽電池に準じた試験)を実施し、雨水浸水による不良であると鑑定した。
宿泊設備のキュビクル事故の解明 キュービクルの火災事故の原因をDGRやVCBやUGSの関係を明確にし、設備の保守管理不備であると鑑定した。
電気集塵機の機械的損傷原因鑑定 構内のプロセス装置で試運転時に不具合が発生した。専用性が高い機械で溶接設計に不備があること、稼働温度条件が高くなったこと、施工方法に限界が出始めたことなどが原因とした。
気中遮断器接続部の異常発熱原因 機序に関する鑑定。検証試験法を決定し検証試験の結果、機序が妥当であると鑑定した。
発電所における防食塗装剥離障害鑑定 内面の液温度が高く、外面温度が低い温度勾配条件下で、内面有機塗膜のふくれが生じ塗膜が剥離し、内面塗膜の有機塗料の種類を変えても塗膜剥離は避けられないと鑑定した。
配電盤出火原因鑑定 電気設備の大きい電流のオンオフでネジ端子に緩みが発生して、焼損が生じた。保守点検を定期的に実施することを提案した。
飲食店雑排水漏水事故原因鑑定 ビル内の厨房床の防水工法(材料)選択及び防水の経年劣化を認識せず放置したことに重大な過失があったと鑑定した。
会議用長机の安全不備原因に関する訴訟 天板回転式の長机の転倒事故。天板操作による転倒のメカニズムや転倒原因を鑑定した。
加熱炉構造部材の破損原因鑑定 相手側が用いた強度計算式が妥当でないこと明らかにし、適正な式を用いて計算し、曲げ応力は相手側の主張を大きく下回る値になると鑑定した。
エアコン故障の鑑定 落雷発生時と異常発生時期が異なること、吸込み口と吹出し口の温度計測から、正常な熱交換がされていたことから、エアコンの故障は、落雷による故障ではないと鑑定した。
エアコン故障と落雷の関係鑑定 リモコンの履歴確認で、故障履歴がないこと、室内機および室外機は、正常に熱交換していたことからエアコン落雷事故での設備修理見積書は、不当であると鑑定した。
トンネル内でのSUS取付金具の腐食障害の鑑定 SUSは、屋外や軒下部等で塩化物が付着する環境下では、塩化物イオン存在下で隙間部(締結部、溶接部周辺、付着物下)で隙間腐食が生じると鑑定した。
太陽光発電所不具合調査 PCSを確認した所、発電の不具合が無かったこと。太陽光パネルを確認した所、異常なパネルは、無かったこと。事故状況で、漏電遮断器(ELB)の動作が無く、MCCB(ブレーカー)が動作したこと。太陽光発電所近くの電柱への落雷や停電が無かったことから落雷事故は、無かったと鑑定した。
太陽光発電不具合 太陽光発電所の落雷修理を確認した、太陽光モジュールの故障を赤外線カメラで確認した、制御機器で、PCSやストリングスの発電量の低下を確認したことから、落雷事故での設備修理見積書は、正当であると鑑定した。
落雷と給湯器故障の関連 落雷情報調査及び、現地訪問の面談により、落雷での故障であると鑑定した。
エアコンを含む電気製品故障と落雷の関係 落雷証明、聞き取り調査及び工事業者の状況説明から、落雷と鑑定した。
風力発電機増速機のギヤ破損 現地測定、分析、解析して損傷原因の究明を行い、過大な荷重が増速機の軸受や歯面などの構成要素に加わり、損傷したと鑑定した。
電源タップ発火の原因究明 テーブルタップに大電流が流れていたことで、プラグとの接触部の腐食の進行が早くなり、接触抵抗が増加して、亜酸化銅増殖発熱現象が生じて焼損が発生したと鑑定した。
太陽光発電不具合に関する現場指導 太陽光発電所は運用開始から約2年しか経過していない。屋外に設置されたケーブルでもその寿命は15年から20年程度あるため劣化寿命とは言えないことから、施工時の不良の可能性ありと鑑定した。
ステンレス包丁の刃こぼれの原因鑑定 ステンレス包丁は、高温の塩化物イオンを含む水道水中に長時間浸漬による腐食や接触部で隙間腐食が起こる危険があり、こねると刃こぼれしやすいので、日常の包丁の刃先の点検と研ぎの実施が必要と鑑定した。
太陽光発電パワコントローラ事故原因鑑定 パワコンの蓋を外して長期に放置したことにより、雨水が侵入してインバータやコンバータ等の電力回路の充電部と非充電回路が短絡し、大電流が流れ、焼損に至ったと鑑定した。
風力発電機の事故原因 故障事実を確認し、作業を見学し修理見積が妥当であると判断した。風況データログから事故日に強風が吹いていたことを確認した。破損部品の金属材料分析を実施し、強風により破損したと鑑定した。
消化ガス発電ガスエンジン不具合原因 下水処理施設の設備の一環であるガス燃料による火花点火式大型内燃エンジンの運転不能に至る大破事故について、他の鑑定結果と全く異なる観点で機序解析を行い、結論も異なる成果物を得た。
エアコン凝縮液体の成分分析に関する見解 凝縮液体は、空気中に飛散した油の可能性が高かった。
ブレーカー遮断の原因調査 落雷証明書による調査、ブレーカー仕様及び蓄電池の仕様を調査し、落雷事故との関係を鑑定した結果、落雷ではないと鑑定した。
酸の誤注入に関する鑑定 作業ミス起因による当事者間の管理対応を調査し、損害の過失割合を提示した。
酸の誤注入に関する鑑定 誤注入の原因となった各種装置類の関連法規上の問題点の検証による過失割合を算定した。
排水処理施設の損害調査 事故により発生した腐食性ガスによる汚損された建屋及び装置類の損害額を算定した。
工作機械の落雷鑑定 落雷場所が離れていたこと、キュービクル設備を保有していたこと等から、落雷原因による故障で無いと鑑定した。
大型浄化槽の不具合鑑定 FRP製浄化槽の破損原因について、積雪荷重と土圧、地震、劣化の3要因から、不具合原因を検討し鑑定した。
太陽光発電装置の障害鑑定 PCSの故障原因は、落雷ではなく、PCSの耐環境性が不足していることが原因であると鑑定した。
落雷と電気機器の故障との因果関係の鑑定 エアコンの故障について、提出された資料等を検討し落雷でないと鑑定した。
河川排水ポンプ故障に伴う過失責任の鑑定 雨水排水ポンプ機器の故障により浸水が発生した。ポンプが故障しなくても浸水が起こったとする主張の妥当性を鑑定した。加えて、浸水の原因を多方面の視点で検討し浸水の真因を明らかにした。
太陽光発電施工不良の鑑定 太陽光発電装置の電線工事不具合によって、時間が経ってから火災が発生した。端子の締め付け不良が原因であると鑑定した。
消防用バルブ弁箱の破断原因 長期間使用の消防用バルブ弁箱の破断原因を鑑定した。
乾留ガス化プラントの爆発事故 廃棄物をガス化する炉で生成ガスが爆発した。生成ガスの爆発要因を運転の状態から化学的に考察し、ガスの濃度条件が爆発限界内に成立したときに熾火による爆発に至ったと結論した。
輸入EV車の充電回路・バッテリの故障原因 プラグインハイブリッド電動乗用車(PHEV)の商用電源充電系統に機能不全が生じて6ヶ月が経過。ある日の充電中に付近で発雷現象があり、商用電源系統の機能不全は車載ロガーの蓄積データの解析で確認、当時の充電設備の状況確認、発雷現象の傍証等から雷害の影響が否定出来ないと因果解析を鑑定した。
テレビアンテナ故障原因調査 テレビの屋上アンテナの故障が、風災等の災害による故障かどうかについて、修理見積内容をアドバイスした。
地絡事故の原因鑑定 設備の地絡が発生し、設備や生産物に損害が発生した。地絡原因を鑑定した。
火災報知器の受信機の落雷事故 工場の火報の受信機が故障した。雷の発生はなく、落雷事故防護設備設置の有無を調査し、30数年経過のため、経年劣化・老朽化で故障の可能性と鑑定した。
パチンコ店火災事故における原因の特定 エアコンが故障し火災発生した。提出された資料等を検討し、原因は部品のハンダ付不良でハンダクラックにて基板が燃えて火災が発生したと鑑定した。
ビル損傷と腐食性成分の因果関係について 腐食性の液漏れで、鉄筋コンクリート建ての建物が損傷した、建物損傷箇所、建物損傷原因、それらの責任について鑑定を行った。
エコキュートなどの故障鑑定 電気製品は、10年以上経過していること、落雷の気象状況で無いこと、動作をしていること等から、落雷による故障で無いと鑑定した。
セミトレーラダンプ横転事故原因 コンクリート用骨材運搬に供されていた大型連結式ダンプトレーラの積荷(骨材)排出に際し、運転者がけん引車運転席内でダンプ操作を行ったところ、瞬時に横転した。多角的な解析を行い、複合要因が重畳して左横転事故に至ったと結論付けた。
太陽光発電のパワコン故障と落雷の関係 落雷によりPCSが故障し動作しないので、PCSを更新した。事故PCSを調査した結果、PCSの故障は無かったと鑑定した。
コンビニトイレでの転倒事故 トイレ内で、裏が濡れたトイレマットに足を乗せたところすべり転倒し受傷した事故で、現場でトイレマットと床との摩擦係数を測定し鑑定した。
地下駐車場排水不能原因調査 フロートスイッチ動作不良による冠水事故の原因と責任に関する鑑定をした。
プラズマテレビ同等品選定の相談 家財保険対応のため、故障した現在廃番のプラズマテレビの同等性能品を選定した。現行機種の液晶テレビ、有機ELと比較して技術的(速度、解像度等ロジック)に、選択するのが妥当かを調査し選定した。

参考資料

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