事例 |
鑑定内容 |
土木事故 |
原因は砕石による山地バランスの崩れ、送電鉄塔の影響もある。被害の継続拡大や監視と防災対策の継続が必要と勧告。 |
土木事故 |
宅地境界崩落:地質データ、宅地造成工法、当事者間の着工前の取り決めを相互判断し、責任所在を明らかにし、経過観察の必要性をも言及。 |
土木事故 |
宅地造成の擁壁転倒原因鑑定。 |
振動苦情処理 |
撤去工事(伐採、抜根)の振動規模、隣接建物への影響度合い、土木機械の振動規模を解析。苦情の妥当性は無いと結論。 |
外壁塗料が同一か |
近接住宅への塗料飛散可否の鑑定。 |
合成大理石の表面変質 |
合成大理石の表面変質事故の原因の鑑定。高級店の外壁の伊製人工大理石が白化した。主成分の石灰石が酸性雨で溶けだしたもの。 |
家屋損傷 |
家屋損傷原因の鑑定。再現実験により自動車部品の形状と家屋損傷痕を関係づけることは合理性に欠けると鑑定。 |
外壁脱落原因
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外壁モルタルが落下した原因の鑑定。
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擁壁転動原因
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宅地造成地で擁壁に転動が発生した。この原因と責任の鑑定。
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火災事故の復旧
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被災した物件を復旧するに当たり、その復旧にかかわる考え方、復旧の対象範囲、復旧の仕様等について、原形に復旧すると言う基本原則に照らし、妥当性、納得性があるかを鑑定。
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落雪による天窓破損
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隣接ビルからの落雪による天窓破損の可能性、天窓を破壊するほどの氷雪塊が生成されるか、天窓のガラスは破壊する可能性の鑑定。
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ブロック擁壁の設置時期
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この擁壁が2年より昔からあったものであることを証明して欲しいので調査。
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別荘が基礎からずれた
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台風の被害を受けた別荘の① 基礎と大引を支えていた束と束石がずれた② 建物内部の柱が1部傾いたか③ 建物全体がねじれているかの事実の有無を含め鑑定。
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道路陥没事故
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道路の陥没事故(ダンプトラックが陥没した穴に転落した)について、① 事故発生当該河川の状況 ② 直接原因の推定 ③ 河川管理者の事故予見の可能性の鑑定。
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階段段板脱落事故
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引越作業中に階段(踊場・廻踏板2枚割付き廻り階段)の廻踏板を踏み抜き脱落させたものについて、① 建物に住宅建築物としての欠陥が有ったか ② 引越作業は適切であったかの原因を鑑定。
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泥土圧シールドテールブラシ損傷
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掘進途中でテールシールが破損するという事故が発生した。テールシール設計・製作上の問題、施工上の問題、メーカの対応に問題は無かったかの鑑定。
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地震による隣地擁壁倒壊
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隣地擁壁の崩壊との因果関係について鑑定。地域の地形と地質、隣地擁壁の崩壊状況と崩壊に至る過程、隣地擁壁の崩壊の影響によるものかの鑑定。
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折損玉垣の落下
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折損した玉垣の落下により、原告が重傷を負ったとする主張は不自然で納得できないので、科学的に原因を究明の鑑定依頼。
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宅地境界に関する懸案
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隣地の建設工事(掘削)の影響で地盤沈下があった。 隣地工事施工方法の妥当性の検証、隣地工事と地盤沈下・擁壁の変形との因果関係、 擁壁・建物等・本件土地の変形の進行、崩壊に至る可能性の判断、対策の鑑定。
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建設工事における振動
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住宅建設工事における撤去工事(伐木、抜根)による振動の影響について鑑定。工事による振動の規模程度、近隣建物等の損傷の状況と程度、工事による振動と建物等の損傷との因果関係など。
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水洗トイレタンク溢水事故
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水洗トイレのタンクから水道水が溢水した事故の現象機序の確認と装置の構造及び使用材料の適否及び使用上の不具合有無の鑑定。 トイレ使用上の不具合の有無、部品が破損に至った原因、設計的及び構造上の不具合の有無。
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護岸崩壊事故
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事故時の河川の状況、護岸崩壊の機序、護岸崩壊の原因の鑑定。
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窓ガラス面汚損
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汚損原因の推定、汚損原因を特定するための作業手順の提案、上記作業に必要な情報提出。
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外壁リフォーム工事クレーム
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リフォーム工事クレームに関する鑑定作業に先行した、調査である。調査の要点は汚損の種類の推定、汚損の原因鑑定 。
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山荘吊橋転落事故
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吊橋の現状を調査し、その構造と管理状況について考察し、転落事故について、構造面での検討、 管理上の問題、 転落の機序の鑑定。
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漏水事故
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無落雪屋根の漏水事故である。築40年人が住まなくなって10年の中古住宅を購入したら、下見の時はドライであったが、入居のため工事を開始(春先)時に濡れ損を発見した。この濡れ損は予測不可能で、突発的なものかが争点の鑑定。
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ボックスカルバート事故
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埋立事業に伴う法定外公共物の工事に関わる事故鑑定。ボックスカルバート敷設工事及び土盛り埋立を行った。ところが、計画を上回る土砂の搬入・盛土が確認され、町は計画通りの盛土とするよう指導を行っていた。業者はこれを不服として「命令」の取り消しを求めて提訴。
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造物の取付部に関する現況の証明
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住宅内でロフトへ昇降する梯子の受けバー用金物の脱落事故であり、事故責任民事訴訟の途中で新築工事中に当該金物の付け替えがあったことが発見され、この付け替え作業を誰が何の目的で何時行ったかを金物取付痕跡を調査して推論した。
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隣接建物の損傷の訴え
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市街地の建設工事現場(解体とそれに続く建設工事)により隣地のRC造建物にひび割れなど損傷が生じたと訴えられている。訴えの妥当性を鑑定。
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