裁判・損害保険
保険の査定に際し、技術的な問題をクリアにすることが不可欠です。果たしてこの機械事故は正常な取り扱いの範囲なのか?責任は設備にあるのか、管理にあるのか?設備は全交換が必要なのか?民事訴訟になると、製造物責任や労災が問われます。

鑑定事例

事例 鑑定内容
損害額査定 現物が処分されていたので写真調査、事故日の気象、落雷発生日調査で落雷は発生したが、計算解析結果、機器の破損はないと判断。
損害額査定 事務所ヘの自動車飛び込み事故の機器損害額を査定。
損害額査定 機器輸送中の落下事故の損害額を査定。
損害額査定 携帯情報端末倉庫の水濡れによる損害額を査定。
損害額査定 火災の煙に汚染された通信機器の損害額を査定。
時価評価 床暖房パネル製造ラインの価格評価。
証拠品の破損形態解明と衝撃力 最新電子機器の基幹部品破損の再現実験を自作装置で実施。定性・定量解析手法を開発。
神社玉垣崩落による人身事故 祭礼時の神社玉垣の一部が崩落し、参拝者が手指に怪我をしたと言う。崩落体の形状、落下経路、怪我の部位などから科学的に原因を鑑定。怪我と落下は無関係と鑑定。
中古バイク火災 購入直後の中古バイクが走行中火災を起こした出火の機序の解明と原因の鑑定。焼残した車体を精査し溶融痕を発見した。運転者の出火直後のスイッチオフの証言があり配線取り回し不良とした。勝訴した。
船舶主要部品のPL問題 世界的にも特殊な調査船の機械部品に定期点検で不具合を発見。発生原因を調査鑑定。発生原因を調査の結果製造不良(熱処理の硬化深さ不足)と断定した。
高級外車と小型ダンプの接触 車体接触痕が小型ダンプによるか否かの鑑定。損傷に対する請求が法外であったため、裁判では認められなかった。
リフト搬器落下事故 搬器落下の原因は溶接欠陥および、ガイドとの接触による魔耗の複合。
印刷機械の欠陥の有無 印刷機械の欠陥の有無の鑑定。印刷機の乾燥装置が爆発。装置設計の不良、相手鑑定の不備を指摘し控訴審で和解になる。
自動車用品の設計品質 車体カバーを被せる作業中に発生した失明事故の因果と製造物責任を多数の被験者による実験から解明。
原付2輪車2台の接触転倒事故機序 バイク同志の接触で発生した身体損傷の損害賠償を巡る民事訴訟で、被告側提出証拠中の機序解析の論理矛盾を指摘。
バイオマ ス破砕機の破損 バイオマス破砕機が稼働中に破損した。輸入機械であることから交換部品が無く、事故品を溶接補修して再使用した。修理後順調に稼働したが、半年ほどの稼働後、駆動部分であるギヤボックスが破損した。重要部品の破損に関し、一審敗訴理由のピンボケ職権鑑定を写真証拠により論破した。
非常用発電機に鋼材が落下の損害 工事現場での事象。メーカーが長期保証しないとの見解に使用可能と鑑定。保険会社、工事業者間で訴訟中。
中古発電機の価格査定 国の開発プロジェクトが終了。残存資産を評価。当時金属のスクラップ価格が高騰していたため高値の評価となる。
排水管清掃時漏水事故 配管清掃を行った際に清掃口の蓋が高圧洗浄の水圧で破損し外れ、1階入居者の商品を汚損し損害賠償を求められた。保険契約者の清掃業者の申請の妥当性を評価の鑑定。雑居ビルの雑排水管から漏水し、1階テナントに被害が出た。漏水部分の証拠写真、清掃方法、建築経過年数から部品劣化が原因と鑑定。
大型モーターの絶縁不良 保険者が所有する設備用の大型モーターが絶縁不良により故障の鑑定。「絶縁不良はバイブレーション・スパーキング(VS)現象によるものである。経年劣化である可能性が高いとした。」
歯切り盤の出火 保険者が所有している歯切盤において、朝に電源を入れ、朝礼中に現場を離れたところ、当該盤の配電盤で火災が発生した原因の鑑定。「焼損を免れた盤の使用可否の鑑定。メーカーのヒヤリングを経て、交換部品の保存期間を過ぎており、部分修理は不可と鑑定。」
ゴルフ練習場内でゴルフ球による負傷事故 ゴルフ練習場内でゴルフ球による負傷事故のシミュレーションによる鑑定。1審敗訴の原因となる鑑定を覆すための鑑定依頼。事実を実験により検証し、勝訴となった。
油圧ショベル事故見積り妥当性の判定 オペレータキャブ、右後方エンジンルームカバー、アームシリンダロッド、その他を破損修理の見積を保険請求してきた。事故内容と損傷の妥当性についての鑑定。「建設機械のキャブの事故見積の評価。金額的には妥当だが、申告状況と損傷が関連しないと指摘。」
窓ガラスの破損状態 窓ガラスが火炎瓶で破損、ガラスの割れ方に矛盾、実験による鑑定。窓ガラスを破って火炎瓶を投入した刑事事件の警察調書の検証。実験を行い警察調書に矛盾点が多いことを指摘。
修理用保守部品の健全性 造影剤自動注入装置の販売代理店の修理用保守部品として「販売及び使用が可能な良好な状態」可否の鑑定。
冷凍機銅管腐食事故 水質分析データの解析、腐食状況の顕微鏡写真を精査して、薬注システムの基本設計の誤りと、電気伝導率自動調節器の管理不良で腐食発生したと鑑定。
倉庫火災の保管精密機器損害 煤煙に被曝した商品が果たしてクリーンルーム内で使用不可能かどうかの判断と損害申請の妥当性の鑑定。
POS不具合原因 D社がT社に納入したシステムのトラブルが多発していた。D社、T社の責任範囲の鑑定の他、損保会社にたいしIT保険契約の際のcheck事項を提示した。
焼却炉故障事故 焼却炉が故障した。故障個所は設備全体に及んでいる。故障の原因と損害を鑑定。
ガソリンタンク修理見積 ガソリンスタンド定期検会社が地中汚染検査のサンプル採取のためボーリング作業中に誤ってガソリンタンクを穿孔し、ガソリンが流出したことに対する賠償責任保険金の支払請求額の査定。
排水管水漏れ事故 雑居ビル排水管水漏れ事故の原因調査と工事方法妥当性評価。
電子電話交換機損傷事故 トラック・クレーンに積載中、同クレーンのブームが本機器に接触し、本機器が損傷を受けた。この損傷による被害額の責任と損害額を鑑定。
金融情報システムの不具合 地方銀行が情報システムから共同センターに移行するに際し、多くの不具合で出たため、銀行側に多大なソフト改造等の工数が発生した。そこで共同センターが損害賠償を求めた。妥当な保険支払いの金額を算定。
受電設備落雷事故 受電設備で発生した雷害事故の事実確認及び損害保険金請求額の査定。
コンプレッサ火災原因 コンプレッサから衝撃音とともに天井に達する炎柱があがり、工場が全焼した原因の鑑定。
浸水汚染 損害保険契約者が浸水し、保険救済を請求。請求内容が、保険範囲や現状復帰を大きく越えたものであり、かびの鑑定、および食品工場としてのあるべき姿を明らかにするための鑑定。
通信系の不具合 A社はB社に通信サービスを提供している。そのサービスの技術的な不備により、誤って過大なサービス契約をしていたことが後日判明した。その賠償対象となる金額を鑑定。
シリアルナンバー印字不良 被保険者であるA社が、B社に印刷設備を納入した。A社設備の不具合により、B社は印刷済みの箱の作り直しと、納品済みの箱の中身の詰め替え作業が発生した。A社はB社に損害賠償金を支払うこととなったが、その金額の妥当性を鑑定。
水濡れ損害 配水管が故障し漏水が発生、階下の歯科医チェーン診療所の歯科治療機器が損傷を受けた。損傷は診療所全体に広がっていて損害額が大きい。この汚染の程度と歯科医療機器の損害額の鑑定。
分解炉炉壁クラック 塩化ビニール製造用の二酸化エチレン分解炉のバーナタイル部が多数損傷しており、台風のために送電ラインが切断され、安全のため緊急に窒素封入を実施したが、その冷却が原因であるかの因果関係を調査。
車の追突原因 岸壁に駐車中の車が追突され、そのために海中に突き落とされ海中に沈没した。裁判所で係争中で、意見書を提出。
車の衝突事故原因 左手薬指の挫創は相互の車両のどこで発生する可能性があるか、相手車の左フェンダーミラーとの接触の可能性はあるかの鑑定。
車両の出火原因 排気管マフラー改造直後のスポーツタイプ外国車が走行後,駐車場に到着と同時に出火焼損した原因の鑑定。
金融機関の情報事故 A社の計算センターに業務を委託して、運用している。ATMや窓口端末、ネットバンキング等のアクセスが通常想定していた限度を超えてしまい、処理がダウンした。A社の計算センターの障害が、事故に相当するかの鑑定。
二輪車轢死事故 「業務上過失致死傷被疑事件」に関する鑑定を嘱託されて作成された「鑑定書」に対する意見書の作成。
乾燥梱包パック倒壊原因 3段乾燥梱包パックが倒壊し、作業人が死亡した。フォークリフト運転者が有罪となり控訴した。控訴審での事故原因の鑑定。
空調用室外機の損傷原因 空調用室外機の熱交フィンが全面的に損傷し熱効率が低下したため, 全基更新する必要があるとの理由で保険金の請求があった事案について, フィン損傷の原因の鑑定。
仕掛品ウェーハ 導体工場電源設備故障に伴い工場が30分停電した。これに伴う仕掛品ウェーハ損傷に関して、被保険者の主張する内容が妥当であるかどうかの鑑定。
家電製品のトラッキング 冷蔵庫若しくはその付属電源コードからの出火であると主張する原告と,それはありえないとする被告・損害保険会社との間の訴訟事案に関して,被告側主張の当否の鑑定。
自販機用水道栓からの漏水 被害の状況を調査し、被害額算定の根拠を明確にする。
静脈認証システム煙害汚損 地下レストランが火災となり、保管商品が煙害により汚損したことによる損害額の評価。
スポーツカーの出火炎上 消防は燃料タンクの「気圧調整ホース」接続コネクタの外れを確認しているが、「出火メカニズム」を特定できなかった。保険金処理に際し、依頼元から「出火メカニズム」を特定して欲しいと要請の鑑定。
シートベルトの着用有無 2トントラックに「シートベルト特約」保険があり、遺族は保険金を請求した。しかし、「シートベルトを着用していた」か不明のため、保険会社は支払いを拒否。この結果、遺族側の弁護士から依頼の鑑定。
トンネル内換気ファン損傷 トレーラ積載の油圧ショベルが竣工直後の国道トンネルの換気ファンに接触事故を起こした。補修費の金額の妥当性の鑑定。全損を主張する道路管理者に対し、事故後もファンが回転しており、損傷を精査すれば不具合は周囲のケーシングだけであり、部分損害であり、部品の補修により低廉に修復可能として方策を紹介した。
自損事故とエンジン不具合因果 事故後、エンジンのアイドリングストール現象が併発したのは事故と関係があるか、因果関係を鑑定。
ウォータスライダー事故の裁判 ウォータスライダーを滑走した遊泳者が着水後も勢いが止まらず前方のコンクリート側壁に衝突した事故鑑定。
コインパーキング補修 コインパーキングでトラックを駐車させる間にストッパが上昇し、燃料タンクに接触、損傷し軽油を漏出した。原因と損害との関係と補修費用の妥当性鑑定。
コンクリート打設事故 生コン供給のトラブルによるコンクリート打継ぎ部の施工方法不良の問題と解決への鑑定。
スリング切断事故 クレーンで吊って反転させる作業を行っていた。吊り具は、樹脂繊維製のスリングを用いていた。スリングが切断し、ターンテーブルが落下破損した。スリングの異常が原因でないか、裁判対応への技術的支援を求められた。 
乗用車転落事故 工事仮設備の欠陥によるものとして損害賠償の訴訟。現場への進入後どのようにして河川中へ転落したかの予備鑑定。
乗用車衝突事故 街路灯柱に激突して乗用車の同乗者中の1名が死亡した。衝突の物件(街路灯柱)の損傷状態等から衝突速度を推定する手法があるとの予備鑑定。
塩素ガス漏洩事故 液化塩素貯蔵タンクの圧力計導管の腐食部から塩素ガス漏れが発生した。漏洩が生じた孔が、爆発・破裂等で生じたものかどうかの判定をした。
オフィスパソコン火災 販売したパソコンがオフィスビル火災の原因の鑑定。現場は保存されていない。鑑定はすべて、裁判の証拠書類及び写真によった。ノートパソコンの電池のほか、ディスプレイ、プリンターともに出火の可能性があると判定した。
携帯写真撮影データの改竄 画像Aを含む携帯電話の画面をデジタルカメラで撮影した画像Bがある。画像Aの本当の撮影日時を知りたい相談の予備鑑定。
エアコン内カビ発生時期の特定 分譲後約1年経過でエアコン異臭(カビによる)の不具合が発生した。保険会社は保険期間とカビ発生の時期の関係を有/無責を判断したいので、カビ発生時期の特定を依頼してきた鑑定。
駐車場内広告塔支柱損傷 トラックが駐車場内で切り替えしを行う際、誤って車両後部を支柱に追突して看板支柱に窪みが発生した。所有者側は支柱の交換を主張しているが、訴訟になった場合、対抗情報、方法の提案。
船舶主要部品のPL問題 定時分解調査した処そのうち3基のギヤに不具合が見つかった。裁判資料の解説及び原因追及のための方策等に関し意見書を提出した。
店舗兼住宅火災 放火で灯油を散布した畳に焼け込みが形成されることがあるか。床面から採取検出した灯油成分は、放火によるものではなく、室内にあった石油ストーブの灯油が火災の火炎で加熱されて膨張し噴出したものではないのかの鑑定。
クリーンルームの火災 大量の煙が工場中に拡散し、建屋及び設置済みの機器類を汚染させた。建屋、機器類に対する復旧工事内容の妥当性評価の鑑定。
テニスコート舗装不良 アスファルト舗装完了後、仕上げの塗装を施したところ、数ヵ月後アスファルトと舗装の間にガスがたまって、数多くの膨れが生じた訴訟の支援の鑑定。
二輪車同士の衝突事故 衝突形態で依頼人 vs 警察の訴訟に発展した。裁判所は依頼人の主張を認め、双方に和解を勧告してきた。前記訴訟の進め方を判断するに際し依頼人から鑑定を求められた。
屋根の塗膜剥がれ 鋼板屋根の塗膜剥離障害で錆が発生した。保険者は,すぐそばに設置してあるテレビアンテナからの落雪による剥がれとして保険申請した。塗膜剥がれの原因の意見書提出。
車の衝突速度の特定 被告の運転する普通乗用車が原告車の側面に衝突し、原告らが受傷した。原告は前記事故における被告車の衝突速度を100km/hと言えるか否かの鑑定。
2輪と4輪衝突過失割合 バイクと四輪車が衝突した。ガウジ痕とバイク機体の損傷及びスリップ滑走長さからバイクの速度を鑑定し、バイク運転者に過失のないことを証拠、工学知見から証明した。
中古バイク火災 購入直後にバイクが出火した。運転者の事故時の状況説明(ボンという音がして、エンジン後ろのほうから黒い煙が出た。約4~5m程度炎が上がりバイクはほぼ全焼した)と、見分結果から機序の鑑定。
ガスタービン動翼周辺部品破損 ガスタービンの動翼を軸に保持するディスクに付属するガスシールリングの留めピンが、折損。現品の確認および 調査資料をもとに、折損の原因を鑑定。
高強度コンクリート充填不良事故 初期欠陥である充填不良(いわゆるジャンカ)が多数発生した。施工者が作成した事故報告書及び保険会社と施工者の間でなされた本件に関する応答資料一式で鑑定。
低周波誘導炉の有炎火災 低周波誘導炉が、地震による停電の影響で冷却水の供給が絶たれたために、破損した。この際に、有炎の火災が発生したか否か鑑定。
道路陥没事故 陥没事故(ダンプトラックが陥没した穴に転落した)について鑑定。
個室ビデオ店放火 判決に大きく影響した消防署の原因判定書および○○科捜研の鑑定書の内容吟味に重点を置き、これらの資料を中心に調査した。
農耕トラクタに追突した小型車の速度 同追突により、農耕トラクタ乗員が道路に投げ出されて死亡した。追突時の小型車の速度は、刑事記録によると約55km/hとされ る。前記速度の妥当性について鑑定。
アライメント不整 ホイールアライメントの狂いは追突事故の結果であり、保険で追加修理とタイヤの偏摩耗による交換費用の請求が正しいか、技術的に仲裁裁定してほしい。
鉄骨積込み作業中の転落事故 トレーラの荷台に積んだ荷締めを行う作業中、荷崩れを起し、一名が鉄骨の下敷きになって死亡した事故。鉄骨作業は適切であったか、荷主の作業所における安全管理は適切であったか、事業主の安全管理は適切であったかの鑑定。
車両変造疑念 車検時に車両をすり替えられ別の車にされたあるいはエンジンが旧タイプに変更されたという事故である。調査報告を提出した。
IC(集積回路)不具合品発生 IC製造過程の封止工程で、機器作動が異常となったため、製品ICに亀裂、ボンディングワイヤ切れが発生した。原因および、流出品対策必要範囲等の調査。
ビルのコンクリート劣化 雑居ビルの1階部分の床の劣化原因についてビル所有者とテナントの間で見解が相違。テナントの保険会社から依頼の①居住状況②コンクリート劣化の原因③居住状況とコンクリート劣化の相関性について鑑定。
スプリンクラーの誤作動 スプリンクラーヘッドの感熱部の感熱板作動の原因調査。火報の感熱器とスプリンクラー設備は独立系で、全ての動作は正常であった。火事とされた高温が発生した痕跡は部屋に残ってなく、高温の原因は不明。
水災した電気器具の対応 地下1階防災センターおよび地下2階注意監視室の漏水事故による各種電気電子機器類の損害に関する報告書の作成に関わる費用の評価。
業務用洗濯機給湯ホース破損 損傷に対するメーカーの瑕疵、納入設置業者の瑕疵の存在の鑑定。
証拠品破片材質同定及び破損因果 傷害致死事件の裁判員裁判における ①証拠物件(アイフォン)の破片材質同定 及び ②破損原因鑑定。
ケーブル火災 受配電設備(2階設置)の天井下ケーブルラックから火災が発生した。津波による海水がケーブル外皮の劣化部から浸入し、約1.5年後に発火に至ったと推定される。
木材破砕機の出火 伐採木枝や抜根などを破砕していた破砕機が稼働中に出火焼損した。出火の原因と火災拡大の機序に関しての鑑定。
石炭搬送機械の破損 破損内容とその原因を調査。石炭搬送機械の旋回歯車が異音を発し、胴体フレームに大きな亀裂があり、運用不可と判定された現場調査鑑定。
採石場地すべり 本地すべりの発生原因の解明、将来的な動向の推定、提言。採石により斜面の荷重バランスがくずれた。多雨、大地震などの影響により地すべりは再発する可能性が大である。継続的な観測と警報警戒体制が必要。
家庭用太陽熱温水器落雷事故 落雷があり、修理業者に確認して全損と言う内容の保険金支払い請求があった。現物確認の上、全損の判断の妥当性評価と、原因としての落雷の因果関係の確認の鑑定。
大型モーターの絶縁不良 大型モーターが絶縁不良により故障した。大型モーターの故障原因の見解を提出。
雑居ビル排水清掃口の破損 7階建てのビルの配管清掃を行った際に清掃口の蓋が高圧洗浄の水圧で破損し外れ、1階入居者の商品を汚損し損害賠償を求められた。保険契約者の清掃業者の申請の妥当性を評価した見解書を提出。
高級外車と大型トラックの接触 高級外車の右側面と大型トラックの前部左角が接触した。事故の原因及び経過の証明(民事提訴用)を提出。
トラック火災 購入後4日目、荷物を運搬中に火災が発生した。タバコの火がエアクリーナーに入った可能性がある旨の報告書が来ているが、納得がいかないため、中立機関による公正な鑑定を求められ鑑定した。 
自動ドアの故障と漏水の因果関係 2階より漏水し、保険会社は、濡れ汚損の修繕費用と「自動ドア点検費」を支払った。その後自動ドアの不具合が漏水事故であると報告された。自動ドア不具合の原因が、過去の漏水事故であるか否かの鑑定。
ATMコーナーでの転倒 ATMコーナーで利用者が転倒した。出入口ドア内部にあった足ふきマットで滑って転倒し身体的な障害を受けた。損害賠償を東京地裁へ訴えたが敗訴。科学的な根拠控訴理由を作成するための依頼。途中で中断。
灯油漏れ事故 灯油タンクから、マンションの各戸へ灯油を供給する地中配管から灯油が漏洩し、土壌を汚染したので、汚染した土壌を入れ替えて措置をした。この設備の検査を年に1回行っている検査会社の責任比率の意見書提出。
木質破砕機の破損 機械の使用者はオーガ(機能部品)の溶接補修に瑕疵があったとして支払いを拒否し、訴訟となった。一審では、ギヤボックスの破損の原因を溶接補修の瑕疵にあるとして、全面的に敗訴した。控訴理由書を提出。
エンジン破損 中古車の購入後に発生したエンジン破損事故に関して、「購入時点では察知不可能」との主張と、車両販売業者側は「運転操作の不備で生じたエンジンの過回転」の意見の対立がある裁判の鑑定である。
漏水事故による厨房設備の損害 漏水事故によって厨房設備が損害を受けているか否かの鑑定。損害の状況を鑑定し、どの範囲までを保険の対象とするのが妥当なのかの鑑定。                                
安全帯破損事故 裁判所から①安全帯が抜けた原因は何か。②安全帯の設計製作に基因する欠陥はあったかの鑑定依頼。厚労省の規格を満足していない。取扱説明書に安全に関する重要事項の説明が不足。
高圧引き込みケーブル損傷 保険会社は損傷の原因が大雨の影響と折からの凍結による自然災害との申告へ疑問。現場調査の結果事故品は埋設のままで損傷の確認はできなかった。事故内容は保険金申告の要件を満足していないとの見解。
ビル灯油漏出事故 壁際コックの給油ノズルからホースが外れており、灯油が漏出していた事故。漏出の原因機序に関し争っている民事訴訟事案。壁際コックへのゴムホースの取り付けは適正。壁際コックとゴムホースの接続部分の内圧はどの程度か。
専用切削機械の不具合 日本で製作し中国に輸出されたモータのステーター製造工程におけるブリッジカット機が使えないということで代金返還の訴訟が起こされた鑑定。
放送用中継車の修理 自動車保険の支払い関する訴訟案件。保険契約者が衝突事故を起こした。修理費用見積もりが高価過ぎで、見積の妥当性に関し鑑定依頼。
アパートの火災 放火と見られる火災の原因が特定可能か否か、被告人の供述内容は変遷しているが、鎮火後の状況と供述内容に大きな差異があり、その差異を科学的に証明し、弁護活動の根拠にしたいことへの予備鑑定。
FuelOil異物混入 火力発電用燃料中に石油精製に由来する異物が析出した。これは石油精製物が精製設備の定修時に燃料中に混入したことが原因で、油送中の加温により成分の重合が加わったものが析出したものであると判断した。

参考資料

  1. 損害保険研究/公益財団法人 損害保険事業総合研究所
  2. 事故車見積りの知識/株式会社 リペアテック出版
  3. 保険実務における異例事態の法的解決指針
  4. 第7版 保険業法法規集
  5. 保険業法の読み方 改訂版 実務上の主要論点 一問一答
  6. わかりやすい新保険法ハンドブック-保険契約はどう変わるのか
  7. 新保険法(損害保険・傷害疾病保険)逐条改正ポイント解説
  8. 新・賠償責任保険の解説
ページTOPへ